小学校受験教材と年齢
対象年齢を過ぎていてもあわてず順番に身につけましょう。
- 巧緻性を高める、
- 小学校受験
お子さまの学習意欲を左右するのは
環境です。
小学校受験においては、教材の導入と定着がその後のペーパー試験の理解に大きく影響します。
いつなにを行うべきか、幼児教室のノウハウをもとに、お子さまの発達に合わせた教材を家庭学習用に開発し、
タイミングを逃すことなくお使いいただけるよう一覧表にしました。
巧緻性に関わる部分は、お子さまの興味関心に沿うようモンテッソーリメソッドを活用しています。
すでに対象年齢を過ぎてしまっていても、あわてず具体物から取り組めば、
問題集の理解が早まりますので大丈夫です。
受験によく出る生活習慣
おうちの方や周りの大人の行動・言葉づかいがお子さまの受験の結果につながります。受験に向けた日常生活の過ごし方と心構え、お子さまへのお手本の示し方をイラストつきで丁寧に解説しています。
シールはり
ペーパー試験には「指定の場所に指定の色シールをはる」といったものもあります。まずはシールの扱いに慣れましょう。
はさみきり
自分の手指が思い通りにコントロールできるよう、お子さまの敏感期を逃さず提供しましょう。
立方体つみき白木
早くから具体物に触れる環境を作ることで、立体の構成の理解がスムーズになります。最初は形や重さを感覚といった五感で十分に身につけ、専用問題集は3歳以降に初級から使用しましょう。
手のれんしゅう1
自在に動く手を作る練習となることを目的とした問題集です。シールはり・迷路・運筆・ぬりえ・模写・点つなぎ・お絵かきなどが対象年齢に応じたレベルで構成されています。お子さまの大好きな作業がみつかったら、楽しみながら取り組んでください。
絵カード・数カード
語彙は、自分の考えを伝えるために欠かせません。実物を見るのが難しいものも絵カードで補います。数カードは数字を遊びとして日常生活に取り入れられるよう、詳細な使い方ガイドがついています。
手のれんしゅう2
自在に動く手を作る練習となることを目的とした問題集です。シールはり・迷路・運筆・ぬりえ・模写・点つなぎ・お絵かきなどが対象年齢に応じたレベルで構成されています。お子さまの大好きな作業がみつかったら、楽しみながら取り組んでください。
ひもとおし
2セットご用意いただき保護者の方が実物の見本を作ってあげると、表と裏、長さや形、上下左右の位置が確認できます。行程の推理や集中力、達成感や自己肯定感などの非認知能力を育みます。
タングラム・パズルプレート
図形概念の基礎となる直角三角形、正方形、長方形の形と大きさを認識するには、実際にプレートを動かすことが一番の近道です。なるべく早く始めましょう。補助線が入っている「基礎」から順を追って解いてください。「発展」は5歳からで十分です。
年中問題集(初級/上級)
年長までに理解しておきたい問題をまとめています。はじめから難しい問題を解くのではなく、お子さま自身の能力開発、着実な実力養成のためには、初級からスタートし、上級に進むことをおすすめします。年中のお子さまの進度や得意・不得意に合わせて無理なく取り組むことで考え方が定着していきます。
レベル別問題集(初級/中級/上級)
【言語・数量・模写・推理・常識・図形】
6つの分野が難易度ごとに一冊になっています。初級は小学校受験に関する基本的な問題です。中級は初級編で身につけた力をもとに取り組む標準的な受験レベルの問題です。上級は難関校受験に適した知識とスピードを要求される問題です。受験校の難度にあわせてお選びください。通常は、一日各分野を3~4枚ずつお子さまの様子を見ながら取り組みましょう。分からなかった問題は、時機を見て再度チャレンジしましょう。
手のれんしゅう3
自在に動く手を作る練習となることを目的とした問題集です。シールはり・迷路・運筆・ぬりえ・模写・点つなぎ・お絵かきなどが対象年齢に応じたレベルで構成されています。お子さまの大好きな作業がみつかったら、楽しみながら取り組んでください。
分野別問題集(数/図形/言葉/未測)
レベル別問題集上級よりさらに難度の高い問題を集めています。解答に添えられた「ワンポイントアドバイス」には、受験をサポートする保護者のための指導のコツや、覚えておくとよい知識などを盛り込みました。志望校にあわせてお使いください。
難関女子校問題集
ペーパー難関といわれる学校は、テストを通して「発問を正確に聞き取る力」「集中して取り組む力」「課題を使って構築する力」「応用力」といった、入学後の学習向上につながる持久力や思考力を考査しています。いろいろな発問の仕方や回答の指示を経験して、さまざまな学校や年度ごとの変化に対応して、正解率を上げることを目指しています。
回答時間を設定する必要はありませんが、繰り返し解く場合は前回かかった時間より短い時間で解くことを目指します。解けなかった問題は、その分野のもう少しやさしいペーパーワークに戻って理解を確実にしてから再度解いてみてください。