ぬいさし
両手別々の動きができたら
ぬいさしに必要な一連の作業を行うことで、日常生活での複数の複雑な工程を理解し、活動を完結させようとする「集中力」「意志力」「持久力」を育みます。親指、人差し指、中指の3本の指を使って目打ちや針を持つことは、「えんぴつを正しく持つ」ことに、裏・表を交互にぬうことで、「奇数と偶数の考え方」が自然に身につきます。
台紙に描かれた点に目打ちで穴を開けて、針に糸を通し、点に沿って裏、表、裏、表の順にぬっていきます。最初は波縫いから始め、慣れてきたら返し縫いや玉結びを練習します。「はじめてのぬいさし台紙」で1枚の台紙を完成させる達成感を充分に感じたうえで、少しずつ曲線や複雑な図形にステップアップしていきます。