糸巻き
やわらかく動く手首をつくる
ドアを開ける、ひねる、回すといった「手首を回す」動作は、日常生活の中で少なくなりました。意識しないと習得するのが難しいこれらの動作を身につけるため、教室では「糸を巻く」お仕事を準備しています。「はじめての糸巻き台紙」は、腕から手首全体を使う動作や、糸を指で挟んで滑らせる動作など、鉛筆を持って文字を書く前の活動としても最適です。
台紙の溝に沿って、規則的に糸をかけていきます。巻き始めにはさみで切り込みを入れてあげるとかけやすくなります。糸をかける動作を楽しむうちに、模様が現れる楽しさやつくる喜びを感じながら、完成させるための集中力が身につきます。