編み・織り
自在に動く指先をつくる
細かな動きを伴う編み物や織物は、繰り返し行うことで自然と指先を上手に使えるようになる活動です。まずは紙で「織る」という手順を学び、その後、お子さまの発達に合わせて布や毛糸などを「編む」活動に移行するのがおすすめです。模様をイメージしながら作業を行うことで、順序性を養うとともに構成力や美的感覚を育みます。何より、完成後にあらわれる美しいパターンは、お子さまの「もっと作りたい」という気持ちを後押ししてくれます。自分で作ってみることで、身近な生地がどのようにできているかにも、自然と興味が湧きます。
「紙織り」はスリットの入った台紙に、紙帯を交互に通していく活動です。より複雑な「ハートバック」制作の前段階の教材としておすすめです。