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子どもの力を伸ばす

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まずは子どもを「観察」してみる

まずは子どもを「観察」してみる

2018.10.29

「子どもは未熟だから、親が何かを与えなければ」と、日々子育てでプレッシャーを感じている人も多いでしょう。でも、子どもには、もともと自分で伸びる力が備わっています。ときには肩の力を少し抜いて、子どものことをじっくり観察してみませんか。

 

どんな子どもも伸びる力を持っている

子どもにどのように育ってほしいでしょうか?

 

わが子が誕生したときは「生まれてきてくれただけでよかった」と思っていたはずなのに、成長するにつれて、他の子と比べてしまったり、できることよりも、できないことばかりが気になり出したという人もいるでしょう。子どもの力を伸ばそうと肩肘を張り過ぎたり、こんな子になって欲しいという思いが強すぎるあまり、ときには苦しい気持ちになってしまうかもしれません。

 

心配しなくても大丈夫です。

どんな子どもも、自分で伸びる力を持っています。

子どもは、本質的に「生きる力」「成長する力」を持っているのです。

 

子どもをじっくり観察していると、どんなことに興味を持っているのか、どんなことをくり返しやりたがるのか、だんだん見えてきます。大人が子どもに一方的に何かを教えたり、与えたりするのではなく、見守り、必要なときに手助けするだけでいいのです。

 

 

 

大人ができるのは子どもを信じること

幼児期の子どもは、ひとつのことに集中して、そればかり毎日何度もくり返すことがあります。大人は「毎日そればっかり」「飽きないの?」と不思議に思うかもしれませんが、これは、子どもの体や心が成長し、生きる力を身につけていく上で、とても大切な行動なのです。

 

同じことを何度もくり返して満たされた経験は、子どもの充実感や自信につながります。これを積み重ねることで、意欲を持って他のことにも積極的に取り組めるようになります。

 

子どもの力を伸ばすためには、大人が先回りしてあれこれするよりも、わが子は今、何に興味を示しているのかをじっくり観察して、なぜそうするのかを考えることが大切です。

 

  • やりたいことを満足するまでできる環境を整える。
  • 困っていることがあれば必要なことを手伝う。
  • 子どもがもともと持っている「自分で伸びる力」を心から信じる

 

そうすれば、子どもは自分の力で自然に伸びていきます。

 

 

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