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子どもの力を伸ばす

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子どもの気持ちに「寄り添う」2つの方法とは?

子どもの気持ちに「寄り添う」2つの方法とは?

2018.11.4

大人が子どもの気持ちを受け止め「寄り添う」ことは、子どもの自信や自己肯定感を育てることにつながります。これは人間関係を作っていくうえで、大切な第一歩でもあります。

 

子どもの目がキラッと輝く瞬間を共有する

大人が子どもの話に注意深く耳を傾けることで、子どもは自分が大切な存在だと感じることができます。自分の話を聞いてもらえる、気持ちを伝えるとわかってもらえることを知ると、人とのコミュニケーションも楽しく感じるようになるので、人間関係の構築の第一歩にもつながります。

 

子どもを注意深く観察していると、自分のやりたいこと―――たとえば積み木を積むことに集中して取り組み、気持ちが満たされるまでやり切ったとき「目がキラッと輝く瞬間」があります。満足感、充実感を味わっているときに「たくさん積めたね」「よかったね」と大人が気持ちに寄り添うことは、子どもにとっては何よりうれしいものです。

 

これをくり返すことで、子どもは自信を持って、新たなことに取り組めるようになります。

 

 

 

 

困った行動をしたときも、気持ちを受け止める

子どもが、走ってはいけない場所で走り回ったり、他の子が遊んでいたおもちゃを取ろうとしたとき、とっさに「ダメでしょう!」「いけません!」と言ってしまうことがあります。もちろん、子どもに社会のルールを伝えていくことは必要ですが、そのときも、子どもの気持ちに寄り添いながらできるといいですね。

 

「走りたかったのかな? でも、ここは人が多くて危ないから、歩こうね」

「あのおもちゃで遊びたかったのかな?  でも今は他の子が使っているから待とうね」

 

頭ごなしに否定するのではなく、気持ちを受け止めることで、子どもは「自分の気持ちをわかってくれた」と心を落ち着かせることができます。

 

このときに気を付けたいのが、大人が先回りして「〇〇ちゃんはこうだよね」と気持ちを決めつけたり、大人の都合でやらせたいことを子どもにさせて、それを褒めてしまうことです。大人でも意思に反してやったことを評価されてもうれしくないでしょう。

 

  • 子どもの表情や行動を注意深く観察して、心を傾けて話を聞く。
  • 困った行動をしたときも、まずは気持ちを受け止める。
  • そして子どもの気持ちに寄り添う。

 

それが、子どもの自信や自己肯定感を育てることにつながります。

 

 

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