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受験準備

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つみきで空間認識力を楽しく身につける

つみきで空間認識力を楽しく身につける

2019.6.27

梅雨の時期は、家での遊びが中心になります。子どもが夢中になって、じっくり取り組める遊びができるとよいですね。今回は、手先をたくさん使いながら、想像力や図形センスが身につく「つみき」にクローズアップしてみましょう。

指先が洗練されて想像力も伸びる

つみきは赤ちゃんの頃から触れることが大切です。常にそばに置いて自由に遊べる環境を作りましょう。握ったり、口に入れることから始まり、月齢が進むにつれて、積んでは崩しをくり返したり、高く上に積み上げたり、横に長く並べたりして遊び始めます。

 

大人には何気なくできる「つみきを積む」という動作ですが、子どもにとっては難しいものです。指先で持ったつみきを、慎重に積み重ねて、そっと手を放す。その力の強さや方向、支える腕のバランス、手を放すタイミングなど、さまざまな調整を行っているのです。

 

積んだつみきが崩れても、何度も意欲的に積むことで、手の動きや力加減が洗練されていきます。高く積み上げることができたら、子どもの目がキラキラして、満足そうな顔が見られるかもしれません。そんなときは「高く積めたね」などと声をかけて、一緒に達成感を味わいましょう。

 

つみき同士を積み上げたり、組み合わせたりして、いろいろな形を作れるところも、つみきの長所です。子どもは見立て遊びが得意ですから、創造力を膨らませて、家やタワー、車、動物など、さまざまなものを作ります。

 

いろいろな形を自由に工夫して作る経験が、幼稚園受験では「お手本を見て同じものを作る」という課題につながってゆきます。

手で触れることで空間認識力が育つ

 

つみきを積んだり、並べたり、向きを変えてみたり、具体的に手で触れることで、子どもはつみきの大きさや形、量などを理解していきます。くり返し手を使うことで、積まれたつみきの見えない部分を推測する想像力や空間認識力が育まれていきます。

空間認識力とは、物の位置や方向、大きさ、形、間隔などが、どのような状態にあるのか、正確に把握する力のことをいいます。小学校受験でよく出題される、つみきの数を答える問題を解くときにも必要な力となってきます。
それは見えないものについて想像したり、体験するのが難しいことをイメージする時に欠かせない力です。

 

MONOKOで取り扱っている「立方体つみきカラー」、「立方体つみき白木」は、製造から加工までを日本で行い、ぴったりと積むことのできるように正確に仕上げました。上質な天然木の優しい風合いと適度な重さで、子どもが集中して遊ぶことができます。

 

受験対策として使う場合は「立方体つみき問題集」と併せることで、より理解を深め、実際の試験に備えることができるでしょう。出産祝いや入園祝いなど、贈り物としてもおすすめです。

 

・つみきは子どもの指先の動きを洗練させて、想像力を育てる。

・くり返しつみきに触れることで、想像力や空間認識力が育まれる。

・空間認識力は、受験や数学に限らず生きていくために大切な力である。

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